鉄道へのノスタルジーとしての「Nゲージ」

　鉄道模型、多くの人が愛するおもちゃだと思います。

　理由はなんといっても、鉄道にまつわる思い出が多く、失った鉄道車両も、その模型を見たり、実際にレールを敷いて走らせてみたりして、その思い出に浸りたいのです。

　かくいう私も国鉄、JR線で走っていた103系車両には特別の思い入れがあります。

　大学やサラリーマン時代によく乗ったものです。2006年に首都圏から姿を消してしまいましたが、近畿や山陽地方ではまだ走っているそうですね。ときどき103系の走っている姿を写真に撮影したホームページを見ていると、あのころが懐かしく浮かびます。

　Nゲージの鉄道模型も、そういうサラリーマンなどに愛されているのは、若いころの思い出がその模型に凝縮されているからだと思います。最近は、マスコミなどにも「鉄」オタクなどといわれるようになりましたが、鉄道には多くの人生劇場が詰まっている劇場のような存在なのです。

　鉄道大好きだけど、マニアックなものは引いてしまう、そういうサイトにはしないようにしたいと思っています。

（２０１０年１２月９日）